ご あ い さ つ
広島市立江波中学校長
       山 本 光 信

広島市立江波中学校ホームページに、ようこそおいでくださいました。

本年4月に、本校に着任しました、校長の山本光信と申します。
  本校は、デルタ(三角州平野)の町として発展してきた歴史的にも由緒ある町、江波にあります。歴史と伝統が垣間見える市街地の中に本校は位置しています。
  本校は、昭和22年4月1日、広島市立第六中学校として創立され、昭和24年4月30日、広島市立江波中学校と改称され、輝かしい歴史と伝統をもった学校として現在に至っております。
  校訓は、「清明 敬愛 勤労 不屈 自主 責任」で、清く明るく、敬愛の心を持ち、進んで行動し、言動に責任を持つ人間の育成を目指して様々な教育実践に取り組み、地域の教育に対する熱い思いに応えてきました。今日まで25,194名(平成24年3月現在)の卒業生を送り出し、各界で活躍する多くの人材を輩出してきたところです。
  さて、本校では、平成19年度から、子供の可能性を信じ、個性や能力を最大限伸ばすことを基本理念とし、「豊かな感性を持ち、進んで学ぼうとする生徒」を育てることをねらいとした「江波中『学びの向上』3ヵ年プラン」を進めてまいりました。今年度は、平成22年度から取り組んできた第二期「江波中『学びの向上』3ヵ年プラン」の最終年次(3年次)にあたります。
(詳しくはHPをご覧下さい。)
  これまでの成果と課題から、昨年度に引き続き、「マナーや規範意識の向上」 「学力の向上」 「リーダーの育成」の3つをキーワードに、取り組んでいきます。とりわけ、本年度は、「マナーや規範意識の向上」を最重点課題として取り組んでいきます。

《具体的な取組》

1 マナーや規範意識の向上に取り組みます。
 「規範性を育むための教材・活動プログラム」を道徳の年間計画に位置づけて指導します。
 様々な体験活動等を通して、マナーや規範意識の向上に努めます。

2 授業改善に取り組み、学力の向上を目指します。
 年間7回の授業研究会と一人一回の指導主事を招いての授業研究を行います。
  (1月10日(木)には、公開研究会を行ないます。)
 英語科において、2・3年生での習熟度別授業を実施するとともに、国語科において、T・Tの授業を実施し、きめ細かな指導を行います。
 授業の中に、4人のグループ活動を取り入れ、よりよい人間関係を築くとともに、思考力、判断力、表現力等の力が身につくよう授業改善に取り組みます。
 帰りのSHRに江波中タイムを設け、10分間の小テスト(数学・英語)、1ヶ月に一回の江波中タイムテストを実施します。
 毎日ノート(英語)と二百字帳(国語)を毎日点検し、家庭学習の習慣化を図ります。

3 生徒会活動の活性化を図り、リーダーの育成に取り組みます。
 学校が変わるためには、何といっても生徒会活動が大切です。「みんなでつくる学校」を合い言葉に、生徒会の動きが目に見えるように、いろいろと工夫しながら取り組んでいきます。

生徒自身が課題に気づき、生活環境・文化向上・保健体育の3つの委員会の活動を通して生徒会活動を活性化し、課題解決に向け取り組みます。
  礼儀やマナーの向上に努めます。
  生徒会活動を通して、リーダー育成に努めます。
  ボランティア活動に取り組みます。
  挨拶運動やクリーンキャンペーンなどを一層充実します。
 ◇
 全校朝会を無言で行うことに取り組みます。

   
4 江波中学校区教育全体計画をもとに、地域と連携しながら教育を進めていきます。
 江波中学校区では、平成19年度から3年間にわたり、文部科学省から「人権教育総合推進事業」の指定を受け、その成果として「江波中学校区教育全体計画」を策定しました。 
 この教育計画は、保育園、幼稚園から中学校まで、長期的な展望の中で、保・幼・小・中の園・学校と地域が連携しながら、「社会参加ができる人間の育成」をめざして作成したものです。
 5つの合言葉、『話をよく聞く』『自分の思いを伝える』『挨拶をする』『時間を大切にする』『学習や生活の場をきれいにする』を中心に、発達段階に応じて指導するとともに、生徒理解研修会や部活交流会、職場体験学習など、様々な連携・交流を行っています。

5 その他   
 日々の教育相談を充実させ、教師と生徒、生徒同士のよりよい人間関係づくりを目指します。
 生徒の心情を揺さぶるような道徳の授業を目指します。
 ホームページや学校便り等を充実させ、積極的に情報を発信します。

本年度も、全ての教職員が一丸となってがんばって参りますので、どうか本校の教育活動に、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします。